さようなら、アシナガバチ~そして、続く命へ [アシナガバチ観察日記]
アシナガバチ観察日記の続きです。
超ゆっくり連載にお付き合いをいただき、どうもありがとうございます。
9月28日 この日もみんなで固まって穏やかに過ごしています(^^)
手前の触覚が黄色い二匹が働き蜂です。
かいがいしく雄蜂を守っています。
カメラが近かったようで、働き蜂に警戒姿勢(羽根V字)を
させてしまいました(^^;)ごめんね。
9月29日 お尻が見えていますが、葉っぱに
隠れているアシナガバチたち。
てっぺんで見張りをする働き蜂。
10月1日 横から見るとこんな感じです。
やはりてっぺんにいるのは働き蜂。
立派に家族を守っています(^^)
10月2日 働き蜂です。
働き蜂が穏やかな表情です。
観察させてくれてありがとう(^^)
雄蜂たちの様子です。
10月3日
重なり合っている雄蜂たちはの表情も穏やかで、
この巣に家族は仲良しだな~と思います。
数が少ないので、お互いに助け合っているのだと思います。
上が働き蜂、下にいるのは雄蜂です。
10月4日
葉の陰から出ている蜂たち。
これが最後のアシナガバチたちの写真になりました。
この後、女王蜂と出会って交尾するために旅立ったようです。
元居た場所は空になっていました。
本当に本当にさよならです。
旅立ちの瞬間には立ち会えなかったのですが・・・
この日は、空は透き通るようなさわやかな秋晴れでした。
交尾飛行の出立には申し分ない日和でした。
私はまぶしい気持ちで空を見上げました。
5月から見守ってきたアシナガバチ観察もおしまいです。
女王蜂が帰ってこなくなり、繭だけで残されてしまった巣は
家族で支えあいながら巣を存続させ、雄蜂を誕生させました。
たった4匹だけの働き蜂が成し遂げた(1匹は亡くなりました)
自然界の中では小さな出来事だったかもしれませんが、
私にとっては大きな大きな偉業でした。
滅びゆくと思われた中でも最後まで諦めずに生き抜くこと、
そして女王蜂と出会って次の世代に命をつなぐこと。
この働き蜂と雄蜂たちは、自分たちの使命を全うできたと信じています。
コロナ禍の閉塞的な環境や思いの中、彼らの日常に支えられました。
諦めないこと 信じること 支えあうこと 前に進むこと
淡々と日常のことをこなすことが、大きな次も目標、
使命へとつながる道であることを。
私が感じた思いを代弁してくださった記事を見つけました。
東京多摩動物公園のハキリアリの展示についての記事です。
5月の女王アリの死が確認されてから、緩やかに衰退していく
巣とアリたちの様子を展示したそうです。
☆「女王アリが死亡しました」 滅びゆく巣で働きアリが見せた社会性
「老い」と「死」をあえて展示した担当者の思い
https://withnews.jp/article/f0210716007qq000000000000000W08k10201qq000023336A?ref=kijiunder
☆「女王アリが死亡」展示が終了 来園者が見た「強さ」と「変化」
緩やかに迎える滅び「『生きること』の意味」は
https://withnews.jp/article/f0211102001qq000000000000000W08k10201qq000023858A
この記事の中に「信頼できる相手と、いつも通り過ごす終焉」という
言葉が出てきました。
まさに我が家の庭のアシナガバチたちも「信頼できる相手と、
いつも通り過ごす終焉」を迎えられたのだと思います。
それは悲しいことではなく、自然のあるべき姿、生きることそのものに
感じられました。
もし数日後、一か月後、一年後に地球に巨大隕石があたって
生き物がすべて滅亡の危機がさけられなかったらどう生きるのか?
アリたちも蜂たちも、野鳥たちも、自然の生き物たちはすべて、
餌をとり、伴侶を得て、愛の歌を歌い、子供を育て、命を
つなごうとするのでしょう。
そして「信頼できる相手と、いつも通り過ごす終焉」を迎えるのでしょう。
たとえ人間であっても、複雑な思考を持っていて、不安にさいなまれたり、
未来を悲観して絶望的になることがあっても・・・
彼らの生き方を思いだして、本当に生きることとは何かに
立ち戻っていけたら・・と思います。
byくらうど職人様 イラストACから
さようなら、アシナガバチ。
本当にどうもありがとう!
超ゆっくり連載にお付き合いをいただき、どうもありがとうございます。
9月28日 この日もみんなで固まって穏やかに過ごしています(^^)
手前の触覚が黄色い二匹が働き蜂です。
かいがいしく雄蜂を守っています。
カメラが近かったようで、働き蜂に警戒姿勢(羽根V字)を
させてしまいました(^^;)ごめんね。
9月29日 お尻が見えていますが、葉っぱに
隠れているアシナガバチたち。
てっぺんで見張りをする働き蜂。
10月1日 横から見るとこんな感じです。
やはりてっぺんにいるのは働き蜂。
立派に家族を守っています(^^)
10月2日 働き蜂です。
働き蜂が穏やかな表情です。
観察させてくれてありがとう(^^)
雄蜂たちの様子です。
10月3日
重なり合っている雄蜂たちはの表情も穏やかで、
この巣に家族は仲良しだな~と思います。
数が少ないので、お互いに助け合っているのだと思います。
上が働き蜂、下にいるのは雄蜂です。
10月4日
葉の陰から出ている蜂たち。
これが最後のアシナガバチたちの写真になりました。
この後、女王蜂と出会って交尾するために旅立ったようです。
元居た場所は空になっていました。
本当に本当にさよならです。
旅立ちの瞬間には立ち会えなかったのですが・・・
この日は、空は透き通るようなさわやかな秋晴れでした。
交尾飛行の出立には申し分ない日和でした。
私はまぶしい気持ちで空を見上げました。
5月から見守ってきたアシナガバチ観察もおしまいです。
女王蜂が帰ってこなくなり、繭だけで残されてしまった巣は
家族で支えあいながら巣を存続させ、雄蜂を誕生させました。
たった4匹だけの働き蜂が成し遂げた(1匹は亡くなりました)
自然界の中では小さな出来事だったかもしれませんが、
私にとっては大きな大きな偉業でした。
滅びゆくと思われた中でも最後まで諦めずに生き抜くこと、
そして女王蜂と出会って次の世代に命をつなぐこと。
この働き蜂と雄蜂たちは、自分たちの使命を全うできたと信じています。
コロナ禍の閉塞的な環境や思いの中、彼らの日常に支えられました。
諦めないこと 信じること 支えあうこと 前に進むこと
淡々と日常のことをこなすことが、大きな次も目標、
使命へとつながる道であることを。
私が感じた思いを代弁してくださった記事を見つけました。
東京多摩動物公園のハキリアリの展示についての記事です。
5月の女王アリの死が確認されてから、緩やかに衰退していく
巣とアリたちの様子を展示したそうです。
☆「女王アリが死亡しました」 滅びゆく巣で働きアリが見せた社会性
「老い」と「死」をあえて展示した担当者の思い
https://withnews.jp/article/f0210716007qq000000000000000W08k10201qq000023336A?ref=kijiunder
☆「女王アリが死亡」展示が終了 来園者が見た「強さ」と「変化」
緩やかに迎える滅び「『生きること』の意味」は
https://withnews.jp/article/f0211102001qq000000000000000W08k10201qq000023858A
この記事の中に「信頼できる相手と、いつも通り過ごす終焉」という
言葉が出てきました。
まさに我が家の庭のアシナガバチたちも「信頼できる相手と、
いつも通り過ごす終焉」を迎えられたのだと思います。
それは悲しいことではなく、自然のあるべき姿、生きることそのものに
感じられました。
もし数日後、一か月後、一年後に地球に巨大隕石があたって
生き物がすべて滅亡の危機がさけられなかったらどう生きるのか?
アリたちも蜂たちも、野鳥たちも、自然の生き物たちはすべて、
餌をとり、伴侶を得て、愛の歌を歌い、子供を育て、命を
つなごうとするのでしょう。
そして「信頼できる相手と、いつも通り過ごす終焉」を迎えるのでしょう。
たとえ人間であっても、複雑な思考を持っていて、不安にさいなまれたり、
未来を悲観して絶望的になることがあっても・・・
彼らの生き方を思いだして、本当に生きることとは何かに
立ち戻っていけたら・・と思います。
byくらうど職人様 イラストACから
さようなら、アシナガバチ。
本当にどうもありがとう!
2021-11-21 10:26
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アシナガバチがいました! [アシナガバチ観察日記]
アシナガバチ観察日記の続きです。
8月22日に巣からいなくなってから20日ほどたったある日・・
巣があったミョウガの森がだんだんと枯れてきました。
少し切って整理しようかとガサガサと動かしたとき・・・
その中からブイ~ンとアシナガバチが数匹飛び立ちました!
あれ?と思ってミョウガの中を確認すると・・
アシナガバチがいました!
上部には働き蜂がいて雄蜂を守っています。
(触覚と顔が黄色いのが働き蜂、触覚が茶色で顔が白いのはが雄蜂です。)
巣から離れてこんなところに身を隠していたんですね(驚)
元の巣から20センチくらい上のミョウガの林の中です。
アシナガバチに理由を聞いてみました。
ア「この数だと巣を守るのに自信がないから。
ここに隠れたら安全だと思った。」
秋に差し掛かると、大きくなってきたアシナガバチの巣を
スズメバチが襲ってくることがあります。
目的はさなぎや幼虫です。
巣を守ろうとした働き蜂はスズメバチに負けてしまいます。
この巣には働き蜂が3匹しかいませんでした。
たった3匹では雄蜂を守れないと思ったのでしょう。
巣を放棄して、ひっそりと身を守る作戦に出たようです。
毎日ミョウガの横を歩いていた私たちも全く気がつきませんでした。
アシナガバチの知恵に感心しました(^^)
9月15日、弱っていたスズメガを見つけて、葉にとまらせてあげました。
しばらく休んでいましたが、無事に飛んでいきました(^^)
毎日、アシナガバチたちの様子を覗く日々が再開しました。
9月15日
9月17日
このように団子になって仲良く身を潜ませています。
触覚を動かしながら互いにコミュニケーションを取り合って、
結構活発に動き回っています。
9月20日 だいたい1匹の働き蜂が残り、ほかの働き蜂は
狩りに出かけて、雄蜂を養っています。
いつも雄蜂の全面に出て守っている働き蜂。
9月21日 この日は働き蜂が2匹残っていました。
中央にいる触覚が黄色い2匹がそうです。
9月22日 雨の日、とうとう枯れてきたミョウガが傾いてきて
しまいました。
台風が近づいていて心配です・・・
支柱を立てて、麻ひもで結んで倒れないようにしてみました。
働き蜂が緊張気味に見守っています。
(警戒時には羽がV字型になっています。)
ほかの2匹の働き蜂も前に出てきました。
よほど警戒しているようです。
それはそうですよね。自分たちが止まっている茎が
ぐらぐら動くし、ガサガサひもで結ばれているんですから(^^;)
皆さんはくれぐれも真似しないようになさってください。
危険です・・顔見知りになったとはいえ、私も冷や汗ものでした・・
9月23日 台風も無事に過ぎ去り、固定していたミョウガの茎も
大丈夫でした。
働き蜂が穏やかな表情で見てくれています。
雄蜂たちも元気です。
顔を覗かせる左が働き蜂、右が雄蜂。
かわいいです♪
9月24日 こちらは働き蜂2匹。
立派な守り手です。彼女たちの働きで、
ここまで存続することができました。
不思議なのはこの働き蜂たちの寿命の長さです。
本来、働き蜂の寿命は1~2か月だそうです。
この子たちはゆうにそれ以上は生きているようです。
女王蜂が不在の今、自分たちが雄蜂を守らなくては・・と
頑張ってくれているように思いました。
すごいですね!
アシナガバチ観察日記、続きます。
8月22日に巣からいなくなってから20日ほどたったある日・・
巣があったミョウガの森がだんだんと枯れてきました。
少し切って整理しようかとガサガサと動かしたとき・・・
その中からブイ~ンとアシナガバチが数匹飛び立ちました!
あれ?と思ってミョウガの中を確認すると・・
アシナガバチがいました!
上部には働き蜂がいて雄蜂を守っています。
(触覚と顔が黄色いのが働き蜂、触覚が茶色で顔が白いのはが雄蜂です。)
巣から離れてこんなところに身を隠していたんですね(驚)
元の巣から20センチくらい上のミョウガの林の中です。
アシナガバチに理由を聞いてみました。
ア「この数だと巣を守るのに自信がないから。
ここに隠れたら安全だと思った。」
秋に差し掛かると、大きくなってきたアシナガバチの巣を
スズメバチが襲ってくることがあります。
目的はさなぎや幼虫です。
巣を守ろうとした働き蜂はスズメバチに負けてしまいます。
この巣には働き蜂が3匹しかいませんでした。
たった3匹では雄蜂を守れないと思ったのでしょう。
巣を放棄して、ひっそりと身を守る作戦に出たようです。
毎日ミョウガの横を歩いていた私たちも全く気がつきませんでした。
アシナガバチの知恵に感心しました(^^)
9月15日、弱っていたスズメガを見つけて、葉にとまらせてあげました。
しばらく休んでいましたが、無事に飛んでいきました(^^)
毎日、アシナガバチたちの様子を覗く日々が再開しました。
9月15日
9月17日
このように団子になって仲良く身を潜ませています。
触覚を動かしながら互いにコミュニケーションを取り合って、
結構活発に動き回っています。
9月20日 だいたい1匹の働き蜂が残り、ほかの働き蜂は
狩りに出かけて、雄蜂を養っています。
いつも雄蜂の全面に出て守っている働き蜂。
9月21日 この日は働き蜂が2匹残っていました。
中央にいる触覚が黄色い2匹がそうです。
9月22日 雨の日、とうとう枯れてきたミョウガが傾いてきて
しまいました。
台風が近づいていて心配です・・・
支柱を立てて、麻ひもで結んで倒れないようにしてみました。
働き蜂が緊張気味に見守っています。
(警戒時には羽がV字型になっています。)
ほかの2匹の働き蜂も前に出てきました。
よほど警戒しているようです。
それはそうですよね。自分たちが止まっている茎が
ぐらぐら動くし、ガサガサひもで結ばれているんですから(^^;)
皆さんはくれぐれも真似しないようになさってください。
危険です・・顔見知りになったとはいえ、私も冷や汗ものでした・・
9月23日 台風も無事に過ぎ去り、固定していたミョウガの茎も
大丈夫でした。
働き蜂が穏やかな表情で見てくれています。
雄蜂たちも元気です。
顔を覗かせる左が働き蜂、右が雄蜂。
かわいいです♪
9月24日 こちらは働き蜂2匹。
立派な守り手です。彼女たちの働きで、
ここまで存続することができました。
不思議なのはこの働き蜂たちの寿命の長さです。
本来、働き蜂の寿命は1~2か月だそうです。
この子たちはゆうにそれ以上は生きているようです。
女王蜂が不在の今、自分たちが雄蜂を守らなくては・・と
頑張ってくれているように思いました。
すごいですね!
アシナガバチ観察日記、続きます。
2021-10-17 08:58
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雄蜂の成長 [アシナガバチ観察日記]
いつも更新がゆっくりですみません(^^;)
アシナガバチ観察日記の続きです。
アシナガバチの生態についてネットで調べてみました。
女王蜂は階級フェロモンを出して、働き蜂の産卵を抑制し、
巣の世話に専念するようにしているそうです。
女王蜂がいなくなった場合、働き蜂の制御がなくなるため、
産卵してそこから雄蜂が生まれるのだそうです。
そうなんだ~!と感心しました。
8月13日 雄蜂が4匹になりました。
1匹の働き蜂が残って巣を守っています。
下のほうにいる触覚と顔が黄色いのが働き蜂、
触覚が茶色くて顔が白いのが雄蜂です。
養い手が増えて、ほかの働き蜂は狩りに行っているようです。
8月14日 この日も働き蜂が1匹残り、雄蜂を守っています。
8月17日
8月19日
雄蜂だけでの留守番で出かけていることが
多くなりました。
8月21日 雄蜂は穏やかでやさしい顔をしています。
針がなくて攻撃性がないからかもしれませんね(^^)
同日の夕方、巣に蜂がいませんでした!
一体どこに行ってしまったのでしょう・・
8月22日 朝になっても巣は空っぽ・・・
下からのぞいた様子です。
巣が小さなありにたかられています・・
繭もいくつかありますが、このままでは
巣はどうなってしまうのでしょうか。
アシナガバチが女王蜂との交尾のために解散するのは、
10月になってからが多いです。
あまりにも早い解散で、働き蜂の数が少なかったからか、
自分たちの寿命を考えて早めに旅立ったのでしょうか。
交尾には早すぎる時期に思えたので心配でした。
続きます。
アシナガバチ観察日記の続きです。
アシナガバチの生態についてネットで調べてみました。
女王蜂は階級フェロモンを出して、働き蜂の産卵を抑制し、
巣の世話に専念するようにしているそうです。
女王蜂がいなくなった場合、働き蜂の制御がなくなるため、
産卵してそこから雄蜂が生まれるのだそうです。
そうなんだ~!と感心しました。
8月13日 雄蜂が4匹になりました。
1匹の働き蜂が残って巣を守っています。
下のほうにいる触覚と顔が黄色いのが働き蜂、
触覚が茶色くて顔が白いのが雄蜂です。
養い手が増えて、ほかの働き蜂は狩りに行っているようです。
8月14日 この日も働き蜂が1匹残り、雄蜂を守っています。
8月17日
8月19日
雄蜂だけでの留守番で出かけていることが
多くなりました。
8月21日 雄蜂は穏やかでやさしい顔をしています。
針がなくて攻撃性がないからかもしれませんね(^^)
同日の夕方、巣に蜂がいませんでした!
一体どこに行ってしまったのでしょう・・
8月22日 朝になっても巣は空っぽ・・・
下からのぞいた様子です。
巣が小さなありにたかられています・・
繭もいくつかありますが、このままでは
巣はどうなってしまうのでしょうか。
アシナガバチが女王蜂との交尾のために解散するのは、
10月になってからが多いです。
あまりにも早い解散で、働き蜂の数が少なかったからか、
自分たちの寿命を考えて早めに旅立ったのでしょうか。
交尾には早すぎる時期に思えたので心配でした。
続きます。
2021-10-08 11:16
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雄蜂の誕生 [アシナガバチ観察日記]
アシナガバチ観察日記の続きです。
7月19日
7月20日
働き蜂3匹体制で頑張っています。
一番下の部屋が繭になりました!
7月31日 かいがいしく幼虫のお世話をしています。
同日 同じ部屋に二つの卵が産んでありました。
ちょっと珍しかったので載せておきます。
8月1日 肉団子を作って、幼虫に分配です(^^)
8月4日 巨大肉団子!
この日の獲物は大物だったようです。
8月6日 毎朝、毎夕、3匹の働き蜂が無事かを確認して
挨拶するのは日課です。
8月11日 今日も肉団子制作です。
繭が増えてきました~。
巣の上で一休み。
夕方になって、雄蜂が2匹羽化していました!
左側にいる顔が白くて触覚が茶色なのが雄蜂です。
右下にいる触覚と顔が黄色いのが働き蜂(雌)です。
雄蜂には針がないため、狩りには行かずにほとんど
巣にとどまって働き蜂からごはんをもらって過ごします。
たまに自分で花の蜜や水を飲みに行くくらいだそうです。
雄蜂たちは、秋の新女王蜂の巣立ちの時期に巣立ちして、
ほかの巣の女王蜂と交配して子孫を残します。
この雄蜂たちも次世代に命をつなぐために生まれてきました。
女王蜂がいない巣で、ここまで頑張ってくれて感慨深いです。
頑張れ!働き蜂と雄蜂~♪
続きます。
7月19日
7月20日
働き蜂3匹体制で頑張っています。
一番下の部屋が繭になりました!
7月31日 かいがいしく幼虫のお世話をしています。
同日 同じ部屋に二つの卵が産んでありました。
ちょっと珍しかったので載せておきます。
8月1日 肉団子を作って、幼虫に分配です(^^)
8月4日 巨大肉団子!
この日の獲物は大物だったようです。
8月6日 毎朝、毎夕、3匹の働き蜂が無事かを確認して
挨拶するのは日課です。
8月11日 今日も肉団子制作です。
繭が増えてきました~。
巣の上で一休み。
夕方になって、雄蜂が2匹羽化していました!
左側にいる顔が白くて触覚が茶色なのが雄蜂です。
右下にいる触覚と顔が黄色いのが働き蜂(雌)です。
雄蜂には針がないため、狩りには行かずにほとんど
巣にとどまって働き蜂からごはんをもらって過ごします。
たまに自分で花の蜜や水を飲みに行くくらいだそうです。
雄蜂たちは、秋の新女王蜂の巣立ちの時期に巣立ちして、
ほかの巣の女王蜂と交配して子孫を残します。
この雄蜂たちも次世代に命をつなぐために生まれてきました。
女王蜂がいない巣で、ここまで頑張ってくれて感慨深いです。
頑張れ!働き蜂と雄蜂~♪
続きます。
2021-09-22 10:36
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働き蜂の奮闘~次の世代のために [アシナガバチ観察日記]
ブログが超ゆっくり更新で申し訳ありません(^^;)
その後のアシナガバチの様子です。
6月29日 羽化した働き蜂の4匹体制で巣の運営が始まりました。
7月3日 1匹の働き蜂が帰ってこなくなりました。
自然は常に厳しいです。
3匹体制で頑張っていくことになりました。
7月4日 1匹が狩りに出かけて、2匹が巣を守っています。
幼虫が大きくなってきたので、一部の巣の部屋も長くなっています(^^)
7月4日 コウガイビルを見かけました。本当に久しぶりです!
陸生のプラナリアの一種でナメクジやカタツムリ、ミミズなどを
捕食します。
7月5日 早朝から1匹が狩りに行っています。
レンズが曇ったのですが幻想的なので載せてみました(^^)
7月5日 写真撮影にも慣れてくれて、巣の上でのんびりしています。
7月6日 お向かいさんに巣をかけて巣立ったスズメたちが
ほかの群れと合流して会いにきてくれました(^^)
10羽います。
7月7日 左下の働き蜂は巨大肉団子を作りました!
大物の獲物だったようです。
働き蜂が新たに羽化していて、4匹になっていました(^^)
7月8日 アシダカグモ
7月10日 巣に新しい卵が産みつけられています。
これは働き蜂の卵で、雄蜂になります。
女王蜂が産むのは雌の働き蜂と次世代の女王蜂の卵、
働き蜂は雄蜂の卵を産みます。
雄蜂は秋になると巣立って、ほかの女王蜂と交配をして
次世代の命を残します。
女王蜂を失ったこの巣では、雄蜂を育てて次に命を
つなごうとしていることがわかりました!
決して命をあきらめない、前に向かって働き蜂たちは
奮闘しています。
がんばれ!働き蜂!!
続きます。
その後のアシナガバチの様子です。
6月29日 羽化した働き蜂の4匹体制で巣の運営が始まりました。
7月3日 1匹の働き蜂が帰ってこなくなりました。
自然は常に厳しいです。
3匹体制で頑張っていくことになりました。
7月4日 1匹が狩りに出かけて、2匹が巣を守っています。
幼虫が大きくなってきたので、一部の巣の部屋も長くなっています(^^)
7月4日 コウガイビルを見かけました。本当に久しぶりです!
陸生のプラナリアの一種でナメクジやカタツムリ、ミミズなどを
捕食します。
7月5日 早朝から1匹が狩りに行っています。
レンズが曇ったのですが幻想的なので載せてみました(^^)
7月5日 写真撮影にも慣れてくれて、巣の上でのんびりしています。
7月6日 お向かいさんに巣をかけて巣立ったスズメたちが
ほかの群れと合流して会いにきてくれました(^^)
10羽います。
7月7日 左下の働き蜂は巨大肉団子を作りました!
大物の獲物だったようです。
働き蜂が新たに羽化していて、4匹になっていました(^^)
7月8日 アシダカグモ
7月10日 巣に新しい卵が産みつけられています。
これは働き蜂の卵で、雄蜂になります。
女王蜂が産むのは雌の働き蜂と次世代の女王蜂の卵、
働き蜂は雄蜂の卵を産みます。
雄蜂は秋になると巣立って、ほかの女王蜂と交配をして
次世代の命を残します。
女王蜂を失ったこの巣では、雄蜂を育てて次に命を
つなごうとしていることがわかりました!
決して命をあきらめない、前に向かって働き蜂たちは
奮闘しています。
がんばれ!働き蜂!!
続きます。
女王蜂がいなくなってから [アシナガバチ観察日記]
6月3日、女王蜂が帰ってこなくなってしまいました。
どこかで事故にあって死んでしまったのかもしれません・・
巣を下から撮影してみました。
繭になった幼虫が一つ見えます。
繭の下にあるのは卵です。
繭が羽化したあと、この卵の幼虫がこの場所で
大きくなる仕組みです。
よく考えられていますよね(^^)
女王蜂が頑張って子育てしていこうという
姿勢が感じられました。残念です・・・
このまま巣をお世話する女王蜂がいないまま、
どうなってしまうのか
見守ることになりました。
もしこの繭が無事に働き蜂になれたら、少しは希望が持てるのですが・・
以前も女王蜂が帰ってこないまま、繭が羽化しないまま
廃巣になってしまったことがありました。
望みはかなり低かったのですが、信じて見守ることにしました。
アシナガバチ観察中に出会った虫たちです。
6月1日 アンダソンハエトリ
6月3日、アシダカグモ
6月11日 タケトラカミキリ
美しい模様をしています。
6月15日 洗濯機の上のアシダカグモ
6月11日 繭が三つに増えました!
希望が大きくなってきました!!
6月21日、一匹の働き蜂が羽化しました!
若干小ぶりの働き蜂です。
羽化したばかりの蜂は目が黒いです。
(次第に赤い目になっていきます。)
誰もお世話するものがなかった巣でよく頑張ってくれました。
感涙です(^^)
羽化したばかりなのに、せっせと幼虫のお世話を始めています。
以前の観察では、羽化したての1~2日は巣の上でゆっくり過ごし、
女王蜂から肉だんごをもらって食べたり、もらった肉団子を噛み噛みして、
幼虫に与える練習をしていました。
この働き蜂はたった1匹で巣を支え始めました。
がんばれ!!
6月22日、二匹目の働き蜂が羽化しました!
十分のごはんをもらえていなかったためか
2匹も小さめです。
1匹目の蜂は外に狩りに行っているようです。
6月25日、3匹目の働き蜂が羽化して一気に
にぎやかになってきました(^^)
仲間が増えて蜂たちも嬉しそうです。
羽化して時間がたった蜂の目は
このように赤くなります。
6月26日 巣の上の2匹の目は黒く、下にいる蜂の目は赤いです。
羽化後まもないかどうかがわかります。
6月27日
無事に働き蜂3匹体制で巣の運営がスタートしました。
司令塔の女王蜂を失ってから24日間・・
ごはんをもらうこと、巣のケアもないまま
生きることをあきらめなかった蜂たち。
一時期、ご飯をもらえていなかった時間があったためか
羽化した働き蜂たちはみな小柄でした。
それでも、立派に成虫になり巣を運営し始めました。
コロナ渦で不安な中、厳しい自然の中でもしっかりと
生きている働き蜂の姿は、私の心を強く動かしました。
生きることは、前を向くこと
生きるとは、信じること
生きるとは、家族や仲間を支えること
命にとって大切なのはそういうこと。
この小さな生き物にとても励まされました。
勇気と元気をもらいながら、私の観察は続きました。
2021-08-22 11:16
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アシナガバチとの出会い [アシナガバチ観察日記]
アシナガバチ観察日記のスタートです。
(注意)私は10年以上前から5年以上にわたって
アシナガバチを観察してきた経験があります。
経験上、アシナガバチが怒っているとき、落ち着いているときが
わかってきたので、今まで刺されたことはありません。
それでもいつも刺される危険ははらんでいます。
アナフィラキシーショックを起こすことがあり、
大変危険です。
アシナガバチの生態に不慣れな方がむやみに巣や蜂に
近づくのは大変危険です。
私の真似はしないようになさってください。
見かけたときは脅かさないように静かにそっと離れるように
してください。
決して刺されることのないようにご注意ください。
=========================
5月26日の夕方、我が家の庭にアシナガバチが巣を
作っているのを見つけました。
見つけてくれたのは義母です。
デイサービスからの帰りに、たまたま女王蜂がみょうがの林
(みょうがが立派にしげっていて林のようになっています。)
の中に飛んでいくのを見つけてくれました。
それまで私は全然気が付きませんでした(^^;)
覗き込んでみると、巣はかなり大きく立派になっていました。
この大きさだともう一ヶ月以上はたっていると思います。
そうか~ここでせっせと生きていてくれたんだ!と感激でした。
私が最後にアシナガバチの巣の観察をしたのは2016年以来です。
そのときの巣は、途中から女王蜂が帰ってこなくなってしまい、
幼虫は全滅してしまいました・・
その後、我が家で巣を作ることはなく、飛んでいる姿や庭にいる
姿を観察していただけでした。
実に5年ぶりだったので感激でした!!
このアシナガバチは、セグロアシナガバチのようです。
久しぶりにネットで判別方法を調べてみました。
アシナガバチと接触するのは久々なので、まずは女王蜂に
警戒心を解いてもらわなくてはなりません。
最初の二日間は日に何度か静かに覗き込んで、敵意がないことを伝え、
私という人間になれてもらいました。
二日後には、警戒して羽をV字にすることはなくなり、
静かに見返してくれるようになりました。
そうなってから写真撮影をスタートしました。
5月29日、巣材であるパルプを運んできて、やわらかくして
口を使って巣を拡張しています。
越冬して目覚め、巣を作り、幼虫を育てる作業を
たった1匹の女王蜂が行っています。
それは幼虫が働き蜂になるまで続きます。
本当にけなげです。(感涙)
5月31日、巣の中の幼虫にごはんをあげています。
芋虫などを肉団子状にして柔らかくなるまでなんども
噛んだものを少しずつ与えます。
女王蜂がきれいな全体像を撮らせてくれました(^^)
アシナガバチの形はとても美しいと思います。
5月31日、同じころに観察していたムクドリのひなが
この日に巣立ちました!
親鳥とは毎朝挨拶したり、鳴きかわしをして楽しんでいました。
巣だった後も、何度かひな鳥たちを連れて会いにきてくれました。
6月1日、女王蜂が肉団子をくわえています。
幼虫のごはんです。
6月2日、この日がこの女王蜂で会えた最後の日でした・・
6月3日、この日を境に女王蜂は二度と巣に戻ってくることは
ありませんでした・・・
こういうことは時々あります。出かけた先で事故にあってしまったり、
何かの形で命を落としてしまったのでしょう・・・
自然界は厳しいです。
そして、幼虫だけが残されてしまいました。
続く
(注意)私は10年以上前から5年以上にわたって
アシナガバチを観察してきた経験があります。
経験上、アシナガバチが怒っているとき、落ち着いているときが
わかってきたので、今まで刺されたことはありません。
それでもいつも刺される危険ははらんでいます。
アナフィラキシーショックを起こすことがあり、
大変危険です。
アシナガバチの生態に不慣れな方がむやみに巣や蜂に
近づくのは大変危険です。
私の真似はしないようになさってください。
見かけたときは脅かさないように静かにそっと離れるように
してください。
決して刺されることのないようにご注意ください。
=========================
5月26日の夕方、我が家の庭にアシナガバチが巣を
作っているのを見つけました。
見つけてくれたのは義母です。
デイサービスからの帰りに、たまたま女王蜂がみょうがの林
(みょうがが立派にしげっていて林のようになっています。)
の中に飛んでいくのを見つけてくれました。
それまで私は全然気が付きませんでした(^^;)
覗き込んでみると、巣はかなり大きく立派になっていました。
この大きさだともう一ヶ月以上はたっていると思います。
そうか~ここでせっせと生きていてくれたんだ!と感激でした。
私が最後にアシナガバチの巣の観察をしたのは2016年以来です。
そのときの巣は、途中から女王蜂が帰ってこなくなってしまい、
幼虫は全滅してしまいました・・
その後、我が家で巣を作ることはなく、飛んでいる姿や庭にいる
姿を観察していただけでした。
実に5年ぶりだったので感激でした!!
このアシナガバチは、セグロアシナガバチのようです。
久しぶりにネットで判別方法を調べてみました。
アシナガバチと接触するのは久々なので、まずは女王蜂に
警戒心を解いてもらわなくてはなりません。
最初の二日間は日に何度か静かに覗き込んで、敵意がないことを伝え、
私という人間になれてもらいました。
二日後には、警戒して羽をV字にすることはなくなり、
静かに見返してくれるようになりました。
そうなってから写真撮影をスタートしました。
5月29日、巣材であるパルプを運んできて、やわらかくして
口を使って巣を拡張しています。
越冬して目覚め、巣を作り、幼虫を育てる作業を
たった1匹の女王蜂が行っています。
それは幼虫が働き蜂になるまで続きます。
本当にけなげです。(感涙)
5月31日、巣の中の幼虫にごはんをあげています。
芋虫などを肉団子状にして柔らかくなるまでなんども
噛んだものを少しずつ与えます。
女王蜂がきれいな全体像を撮らせてくれました(^^)
アシナガバチの形はとても美しいと思います。
5月31日、同じころに観察していたムクドリのひなが
この日に巣立ちました!
親鳥とは毎朝挨拶したり、鳴きかわしをして楽しんでいました。
巣だった後も、何度かひな鳥たちを連れて会いにきてくれました。
6月1日、女王蜂が肉団子をくわえています。
幼虫のごはんです。
6月2日、この日がこの女王蜂で会えた最後の日でした・・
6月3日、この日を境に女王蜂は二度と巣に戻ってくることは
ありませんでした・・・
こういうことは時々あります。出かけた先で事故にあってしまったり、
何かの形で命を落としてしまったのでしょう・・・
自然界は厳しいです。
そして、幼虫だけが残されてしまいました。
続く
2021-08-14 10:54
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アシナガバチが教えてくれたこと [アシナガバチ観察日記]
各地で大雨による災害級の被害が出る恐れがあると報道されています。
これからのお天気に気をつけて、ご家族の皆様と動物さんたちと
どうか安全にお過ごしください。
年に何度も命の危機に直結するような大雨や洪水、土砂災害、
台風の被害が起こったり、新型コロナウイルスによるパンデミックなど、
数年前では想像することはできませんでした。
確かに何年も前から地球温暖化による自然災害の多発が始まっていて、
危機感は感じてはいました。
ですが、私自身、ここまでの未来になっていることは
考えていなかったと思います。
現在、私の住む静岡県でも新型コロナウイルスの感染者数が
かつてない勢いで増加しています。
雨が降る度に河川が氾濫しないか、土砂災害が起こらないかが心配になります。
自分が、家族が、動物たちが無事に生きていけるのか。
毎日そういうことを考えながら過ごす日々になるとは・・・
本当にこの2.3年はものすごい年になってしまったと感じています。
報道されている内容やインターネットでの情報やSNSなども、どの情報を信じたらいいのか
混乱してしまいそうです。様々考え方で迷いが出てきてしまったり・・・
みなさんも不安でたまらない毎日をお過ごしになって
いらっしゃるのではないでしょうか。
そういう日々の中で、なかなかブログの記事を書けないでいました。
毎日のことをこなすことで精一杯だったというのもあります(^^;)
そんな毎日の中、自分を見失わないためにしてきたことがあります。
毎日、空を見上げること
愛犬と歩くこと
自然やいきものたちの息吹に包まれてぼーっとすること
鳥たちの歌を聴き、挨拶すること
猫たちと遊ぶこと
無心で動物のお世話をすること
虫を眺めること
本を読むこと
音楽を聴くこと
そして、自然や動物たちの声に耳を傾けること
すべて、ずっと前から続けてきたことなのですが、
大変な毎日なったときにこそ自分を支えてくれる
力強いツールであることを実感しました。
私自身をリセットしてくれる。
元の位置に戻って、よし!と思わせてくれる。
信じているもの、失ってはいないもの、大切なこと。
私にとって、どんな世界になったとしても、
やっぱり世界は美しいと思わせてくれること。
私は少しだけ思いだした前世の記憶を持っています。
どんな時代でもどんな時でも、前世のころからの私は、
ずっとこの方法で自分を支え、自分を保ち、
自分自身を生き続けてきたみたいです。
そんな大切な鍵は、魂の歴史を超えて、
みんなが持ち続けていると信じています。
今、私自身を強く支え続けてくれている小さな仲間をご紹介します。
5月26日のスーパームーンの皆既月食の日に庭に巣を作っていることに
気づいたアシナガバチたちです。
この女王蜂は途中から事故にあったのか帰ってこなくなってしまいました。
残された巣には繭になった幼虫と卵だけが残されました。
すべて全滅してもおかしくはない状況の中、
1匹の働きバチが羽化しました。
それから羽化したたった3~4匹の働き蜂たちが、
司令塔の女王蜂が不在の今もけなげに巣を運営しています。
働き蜂の物語を目の当たりにして、私は生きること、
命の強さや尊さ、大切なことをたくさん教えてもらいました。
コロナ渦で不安な毎日の中、隣で生きてくれている蜂たちの姿は、
どんな真実よりも私の心に響きました。
ゆっくりと少しずつになりますが、小さくて勇敢なアシナガバチの物語を
つづっていきたいと思います。
これからのお天気に気をつけて、ご家族の皆様と動物さんたちと
どうか安全にお過ごしください。
年に何度も命の危機に直結するような大雨や洪水、土砂災害、
台風の被害が起こったり、新型コロナウイルスによるパンデミックなど、
数年前では想像することはできませんでした。
確かに何年も前から地球温暖化による自然災害の多発が始まっていて、
危機感は感じてはいました。
ですが、私自身、ここまでの未来になっていることは
考えていなかったと思います。
現在、私の住む静岡県でも新型コロナウイルスの感染者数が
かつてない勢いで増加しています。
雨が降る度に河川が氾濫しないか、土砂災害が起こらないかが心配になります。
自分が、家族が、動物たちが無事に生きていけるのか。
毎日そういうことを考えながら過ごす日々になるとは・・・
本当にこの2.3年はものすごい年になってしまったと感じています。
報道されている内容やインターネットでの情報やSNSなども、どの情報を信じたらいいのか
混乱してしまいそうです。様々考え方で迷いが出てきてしまったり・・・
みなさんも不安でたまらない毎日をお過ごしになって
いらっしゃるのではないでしょうか。
そういう日々の中で、なかなかブログの記事を書けないでいました。
毎日のことをこなすことで精一杯だったというのもあります(^^;)
そんな毎日の中、自分を見失わないためにしてきたことがあります。
毎日、空を見上げること
愛犬と歩くこと
自然やいきものたちの息吹に包まれてぼーっとすること
鳥たちの歌を聴き、挨拶すること
猫たちと遊ぶこと
無心で動物のお世話をすること
虫を眺めること
本を読むこと
音楽を聴くこと
そして、自然や動物たちの声に耳を傾けること
すべて、ずっと前から続けてきたことなのですが、
大変な毎日なったときにこそ自分を支えてくれる
力強いツールであることを実感しました。
私自身をリセットしてくれる。
元の位置に戻って、よし!と思わせてくれる。
信じているもの、失ってはいないもの、大切なこと。
私にとって、どんな世界になったとしても、
やっぱり世界は美しいと思わせてくれること。
私は少しだけ思いだした前世の記憶を持っています。
どんな時代でもどんな時でも、前世のころからの私は、
ずっとこの方法で自分を支え、自分を保ち、
自分自身を生き続けてきたみたいです。
そんな大切な鍵は、魂の歴史を超えて、
みんなが持ち続けていると信じています。
今、私自身を強く支え続けてくれている小さな仲間をご紹介します。
5月26日のスーパームーンの皆既月食の日に庭に巣を作っていることに
気づいたアシナガバチたちです。
この女王蜂は途中から事故にあったのか帰ってこなくなってしまいました。
残された巣には繭になった幼虫と卵だけが残されました。
すべて全滅してもおかしくはない状況の中、
1匹の働きバチが羽化しました。
それから羽化したたった3~4匹の働き蜂たちが、
司令塔の女王蜂が不在の今もけなげに巣を運営しています。
働き蜂の物語を目の当たりにして、私は生きること、
命の強さや尊さ、大切なことをたくさん教えてもらいました。
コロナ渦で不安な毎日の中、隣で生きてくれている蜂たちの姿は、
どんな真実よりも私の心に響きました。
ゆっくりと少しずつになりますが、小さくて勇敢なアシナガバチの物語を
つづっていきたいと思います。
2021-08-13 11:07
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