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アシナガバチが教えてくれたこと [アシナガバチ観察日記]

各地で大雨による災害級の被害が出る恐れがあると報道されています。
これからのお天気に気をつけて、ご家族の皆様と動物さんたちと
どうか安全にお過ごしください。

年に何度も命の危機に直結するような大雨や洪水、土砂災害、
台風の被害が起こったり、新型コロナウイルスによるパンデミックなど、
数年前では想像することはできませんでした。

確かに何年も前から地球温暖化による自然災害の多発が始まっていて、
危機感は感じてはいました。
ですが、私自身、ここまでの未来になっていることは
考えていなかったと思います。

現在、私の住む静岡県でも新型コロナウイルスの感染者数が
かつてない勢いで増加しています。
雨が降る度に河川が氾濫しないか、土砂災害が起こらないかが心配になります。

自分が、家族が、動物たちが無事に生きていけるのか。
毎日そういうことを考えながら過ごす日々になるとは・・・
本当にこの2.3年はものすごい年になってしまったと感じています。

報道されている内容やインターネットでの情報やSNSなども、どの情報を信じたらいいのか
混乱してしまいそうです。様々考え方で迷いが出てきてしまったり・・・

みなさんも不安でたまらない毎日をお過ごしになって
いらっしゃるのではないでしょうか。

そういう日々の中で、なかなかブログの記事を書けないでいました。
毎日のことをこなすことで精一杯だったというのもあります(^^;)

そんな毎日の中、自分を見失わないためにしてきたことがあります。

毎日、空を見上げること

愛犬と歩くこと

自然やいきものたちの息吹に包まれてぼーっとすること

鳥たちの歌を聴き、挨拶すること

猫たちと遊ぶこと

無心で動物のお世話をすること

虫を眺めること

本を読むこと

音楽を聴くこと

そして、自然や動物たちの声に耳を傾けること

すべて、ずっと前から続けてきたことなのですが、
大変な毎日なったときにこそ自分を支えてくれる
力強いツールであることを実感しました。

私自身をリセットしてくれる。
元の位置に戻って、よし!と思わせてくれる。
信じているもの、失ってはいないもの、大切なこと。
私にとって、どんな世界になったとしても、
やっぱり世界は美しいと思わせてくれること。

私は少しだけ思いだした前世の記憶を持っています。
どんな時代でもどんな時でも、前世のころからの私は、
ずっとこの方法で自分を支え、自分を保ち、
自分自身を生き続けてきたみたいです。

そんな大切な鍵は、魂の歴史を超えて、
みんなが持ち続けていると信じています。

今、私自身を強く支え続けてくれている小さな仲間をご紹介します。
RIMG0012.JPG
5月26日のスーパームーンの皆既月食の日に庭に巣を作っていることに
気づいたアシナガバチたちです。

この女王蜂は途中から事故にあったのか帰ってこなくなってしまいました。

残された巣には繭になった幼虫と卵だけが残されました。

すべて全滅してもおかしくはない状況の中、
1匹の働きバチが羽化しました。

それから羽化したたった3~4匹の働き蜂たちが、
司令塔の女王蜂が不在の今もけなげに巣を運営しています。

働き蜂の物語を目の当たりにして、私は生きること、
命の強さや尊さ、大切なことをたくさん教えてもらいました。

コロナ渦で不安な毎日の中、隣で生きてくれている蜂たちの姿は、
どんな真実よりも私の心に響きました。

ゆっくりと少しずつになりますが、小さくて勇敢なアシナガバチの物語を
つづっていきたいと思います。


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