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ちびことの最期の日々① [猫のおはなし]

☆お知らせ


セッションをお休みさせていただき、どうもありがとうございます。

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7月9日、ちびこが天国に旅立ちました。
お葬式も無事に済みました。
享年17歳でした。
3匹だった猫が1匹いなくなっただけで、部屋がとても広くなったような
気持ちがしています。

セッションは7月19日(月)から受付を再開させて
いただきたいと思います。
あたらめてHPとブログでお知らせをいたします。
よろしくお願いいたします。



ちびことの最期の日々は、一言では言い表せない濃密な時間でした。
うまくお伝えできるかわかりませんが、ちびこが私に遺してくれた
メッセージをお届けできたらと思っています。

ゆっくり更新になると思いますが、よろしくお願いいたします。

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ちびこは、17年前に我が家の庭に突然姿を現した子猫でした。
生後4ヶ月ほどで、母猫とはぐれたのか、物置の下にもぐりこんで
心細そうに鳴いていました。
とても臆病で、なかなか物置下から出てきませんでした。
数日ごはんをあげて、ようやく触れるようになりましたが、
すぐに物置の下に入ってしまいました。

庭でごはんをあげながら様子を見ていたのですが、春先で
オスの野良猫がうろうろしていたのもあって、少し早めでしたが
避妊手術をしました。
あまりの怖がりでかわいそうだったので、我が家の一員として
お迎えすることになりました。

それからは黒猫のクーちゃんと大の仲良しになり、夫婦のように
一緒に過ごしていました。

13歳のときには太りすぎのために糖尿病になり、朝晩自宅でインシュリンを
注射する治療をしました。
今思ってもよくがんばってくれたと思います。
食事療法とダイエット、半年の治療の末、無事に糖尿病がよくなりました。
その後、療法食を食べながら糖尿病の再発はありませんでした。

その後、大御所猫のこたくん、ふじちゃん、ビーちゃん、クーが旅立って、
ちびこが一番の長老になりました。
それからは1歳下のみい太や8歳のティナに威張って貫禄がありました(笑)

元気にしていたちびこでしたが、昨年の夏に食欲が落ちてしまい、
診察をしていただいたら腎臓の数値がかなり悪くなっていました。
体重も3.4キロほどに落ちてしまっていました。

それからは毎日の自宅点滴と通院の日々が始まりました。
同時にSNAPアニマルヒーリングをしてあげました。
ちびこはとても頑張ってくれて、体重が増えて、1ヵ月後には
週二回の点滴で経過を見ることができるようになりました。
二ヵ月後には週1回の点滴になりました。

その後はずっと経過がよく、体重は4,7キロになり、
腎臓の数値も安定して元気に過ごすことができました。
アニマルヒーリングの効果を実感できたのもちびこのおかげです。

今年の4月中旬までは週1の点滴でとても元気でした。
下旬ごろ、食欲があまりなくなって体重が少し減っていました。
診察していただくと、腎臓の数値がかなり悪くなっていました。
慢性腎不全の急性悪化だそうです。

それからはまた毎日の点滴になりました。
一時期は危ないのでは・・と思えるときがありました。

ちびこの困ったところは、食事介助を受け付けてくれないことです。
先生が口元のちゅ~るをもっていってくれてもそっぽを
向いて嫌がります。
先生も「この子は食べさせるのが難しいですね。無理に食べさせると
嫌がってもっと食べなくなりそうだから、好きなものを持っていって
機嫌をみながら食べさせてあげるのがいいと思います。」と
おっしゃっていました(^^;)

ちびこがあまり食べてくれないときには、まぐろのお刺身、
ゆでじらず、黒はんぺんを三種の神器として用意しました。
どんなに食欲がなくても、最終手段の生じらすを持っていくと
爆発的に食べてくれました。
たいていはこれで食欲がもどってくれて、好きな缶詰から
よく食べてくれるようになりました。

5月には一日おきの点滴で安定して過ごせるようになりました。
よく食べてくれて、体重も4,5キロに戻りました。

そして再び体調を崩す7月まで、本当によく頑張ってくれたと思います。

ちびことの最期の4日間を綴っていきたいと思います。

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